「特別定額給付金」・・・・・受け取りましたか?

FPオフィス ワーク・ワークス ファイナンシャルプランナー(CFP)の中村宏です。

新型コロナウイルス感染症による家計支援のため、4月末にすったもんだした挙げ句に支給が決定した「特別定額給付金」。

受け取られましたか?・・・受け取りましたね。

総務省によると、7月31日時点で金額ベースで96.8%(12兆円超)が支給されたということですので、ほとんどの世帯が受け取られているようです。

ノーリスク・ハイリターンの仕組みです。
「お金をあげる」というのに、「いや、断る!」という方は、一般的にはほとんどいらっしゃらないでしょうが、財源は国の借金。最終的には私たちが将来負担する、あるいは、子供や孫の世代が税金という形で負担することを覚えておく必要があります。

もし、もし、まだ受け取っていない方がいらっしゃいましたら、、、、もう手遅れかもしれません。自治体ごとに異なりますが、すでに締め切っているところが結構あります。
申請期限は、郵送方式の申請受付開始日から3ヶ月以内となっています。

「特別定額給付金」専用のホームページが開設されており、市区町村ごとの締切日が記載されていますので、まだの方は、確認したほうがいいでしょう。

私は、4月末、制度ができるやいなや、オンラインで申請し、5月末に受け取りました。
マイナンバーカードを使って、確定申告をオンラインで行っている関係で、申請はスムーズに行えましたが、市役所の担当の方はたいへんだったでしょう。申請時の添付資料をプリントアウトして、人海戦術でチェックしたというのですから。オンラインで申請したのに給付まで約1ヶ月かかったのもうなづけます。

私が住んでいる東京都調布市では、オンラインの申請は5月の中旬に受付が停止されました。郵送申請のほうが効率的にチェックできるからだとか。

今回の反省を踏まえて、行政手続きのオンライン化を今度こそ本当に進めると政府は言っています。

税と社会保障の公平性の必要性、行政手続きの効率性などの観点から、今後はますますマイナンバーカードの活用がさまざまな局面で必要になることでしょう。
まだの方は、マイナンバーカードを取得しておいたほうがいいと思いますね。

 

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