2020年10月から、タバコの値段が上がる!

FPオフィス ワーク・ワークス ファイナンシャルプランナー(CFP)の中村宏です。

タバコを吸わない人にとっては、タバコの値段がどうなろうと知ったことではありません。

道端に捨てられた吸い殻や、くわえタバコをしている人を見て、「値段よ、もっともっと上がれ!」と思っている人も多いはず。

かつて私が吸っていた「セブンスター(20本入)」は、2020年10月から、50円上がり、560円になります。値上げの理由は、タバコにかかる税金が1本1円上がること、その他コスト増などです。

私が吸い始めた大学時代は180円ですから、実に3倍以上。まあ、この間40年程度が経過しているのですけれど。

1日1箱吸うとした場合、10月からは1ヶ月のタバコ代は16,800円。
相当な金額です。1年だと20万円を超えます。
1年で20万円が煙に消えるのは、いかにももったいない。

しかし、喫煙者がタバコ中毒から抜け出すのは至難。
私事で恐縮ですが、これまで値段が上がるごとに禁煙を目指しましたが、結局、やめるまでの喫煙歴は30年以上におよびました。

それまでに、「禁煙セラピー」という本を読めば簡単にやめられると聞けば書店に買いに走り、禁煙パッチを身体に貼ったり、禁煙ガムを噛んだり、さまざまな挑戦をしてきました。

それでもなかなか禁煙できず、意志の弱さに自己嫌悪に陥ったことも数限りなく。

タバコを吸わなくなってからも、富士山に登れば人一倍息が切れる、日頃も喉に痰がからみやすい、咳き込みやすい、肺のCT検査をすれば一部弾力性が失われていると診断される・・・こんなことなら、大学時代に誰か、強く止めてほしかった。

禁煙のキッカケは、意志の強さではありません。薬です。
町医者の禁煙外来で処方された薬を飲んだら、あら不思議、魔法のように、喫煙欲求がなくなったのでした。

1年ぶりに逢った愛煙家の知人が禁煙していたので、理由を聞いたのです。
騙されたと思って、近所の禁煙外来を探して行ってみたら、すぐに禁煙が実現できたのでした。
なお、禁煙外来で処方される薬で、みんなが禁煙できる訳ではないようです。

禁煙の意志のない人を禁煙させることはできないでしょうが、少しでも思っている人は、キッカケが必要。
今や、愛煙家は職場でも街なかでも、相当嫌がられたり、追い込まれているはず。

家族や周囲にそんな方がいるなら、禁煙外来を勧めてみてはいかがですか。

うまくいけば、家計も身体も、大きく健全化します。

 

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