FPオフィス ワーク・ワークス ファイナンシャルプランナー(東京・調布)の中村宏です。
2021年10月以降、銀行の振込手数料が引き下げられます。
特に注目は、他行の口座に振り込む場合の手数料。
個人の方が、他行の口座に振り込みをすることはあまりないかもしれませんが、賃貸住宅に住んでいる方などは、家賃の振り込みがあるでしょう。
家賃は、多くの場合、クレジットカード払いに対応していません。家主さんはクレジットカードによる手数料負担を嫌がりますからね。クレジットカード払いにしないという理由で賃借人が出ていくこともあまりないでしょう。
個人顧客の他行あてのインターネットバンキングの手数料を比較してみましょう。(改定前→改定後)
なお、かねてより、一定の条件を満たすと、限定的に振込手数料を無料とするサービスを提供している銀行もあります。
□三菱UFJ銀行(2021年10月改定)
・3万円未満:220円→154円
・3万円以上:330円→220円
□三井住友銀行(2021年11月改定)
・3万円未満:220円→165円
・3万円以上:440円→330円
□みずほ銀行(2021年10月改定)
・3万円未満:220円→150円
・3万円以上:440円→320円
ネット銀行はもっと低い水準です。(以下、10月改定値)
□住信SBIネット銀行
・一律:88円
□auじぶん銀行
・一律:99円
□ソニー銀行
・一律:110円
□イオン銀行
・一律:110円
□GMOあおぞら銀行
・一律:145円
□PayPay銀行
・一律:145円
できるだけコストの安い銀行を活用することを、おすすめします。
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